~ 知ってるかい?だるま発祥の地・少林山達磨寺と高崎だるま~

ダルマの起源

信越禅師が描いた「一筆だるま座禅図」お札 少林山達磨寺  高崎といえば「縁起ダルマの少林山」と「高崎だるま」です。
平成18年10月、地域ブランドとして商標登録。群馬の名産品、特産品、伝統工芸品として年間160万個、日本一の達磨生産量を誇っています。
少林山達磨寺は、今から220年程前(1800年頃)、水戸光圀公が深く帰依(きえ)した中国からの渡来僧、東皐信越禅師(とうこうしんえつぜんし)により禅道場として開山。
初は、信越禅師が達磨大師の一筆書き座禅図をお守り札として描き、悪事災難を祓い福運を迎えるお札として祀ったそうです。その後、天明三年浅間山が大噴火し、広範囲の農村で作物が全滅、大飢饉に見舞われた地域農民は飢餓に苦しみました。
当寺の9代目、東獄和尚(とうごくおしょう)は、農民を何とか救おうと、自ら一筆書き座禅図の達磨札をヒントに木型を彫り、紙張り抜きの達磨を作り、農家の副業として売らせたのが始まりと言われております。

達磨大師の教え・心・・・を形にした「だるま」さん

七転び八起きだるま  上州名物「高崎だるま」は張子だるまで、転がしてもすぐに起き上がる「七転八起」「堅忍不抜」「不撓不屈」のシンボルとなっております。
ダルマの身体には必ず起き上がるための実力が備わっています。
いくら転がそうとしても又起き上がるように、底力(粘土で作った重り「ヘッタ」)が付けてあるからです。限りない伸長力、抵抗力、忍耐力、奮闘力を持ち、どんな辛苦苦難、逆境に立っても決してへこたれずに、「耐え」て「起きる」向上心、一難の加わる毎、益々反発力が増大して、起き上がろうとする力も強くなるのが達磨大師様の心です。挑戦、必達、修復、回復、達成の気迫は、だんだん自分の心に"渇″を入れ、己に勝つ精神が宿ってくると言う。達磨さんは、それを全うしようとする人を認めてくれるのです。

あなたは、どんなお願いをしますか?

お焚き上げ風物詩 感謝の心で奉納 人は生まれながらにして誰でも願望や目標を持って生きています。しかし、そこには達成した喜びもあれば苦しみもあります。
願望どおりにいかない事も沢山あります。これを救うのは、禅の世界、心の世界でいう「心願成就」です。困難に出会った時も、志高く、その目標に向かって自ら探求し努力しつづける。
無心になって修練することで、必ず開眼成就すると言われています。人々の願いを一手に背負い、その役を終えただるまさんは感謝の心で奉納され、お焚き上げでご供養されます。

達磨は、あなたの願いを叶えます。

社名入りだるま  選挙の「必勝だるま」をはじめとして、入試の「合格だるま」、商売の「商売繁盛だるま」など、様々な祈願を致します。家庭でも「家内安全」や「健康安全」、人生の節目でのお祝いだるま等々、祈願の仕方は限りがありません。ダルマのご祈願は、あなた自身の願いがそのまま「祈願文字」となりますで、是非お願い事をだるまに託してみてください。

代表例は以下の通りです。
家内安全、商売繁盛、工場安全、工事安全、安全第一、社内安全、目標必達、 交通安全、
事業繁栄、無事故達成、一致協力、一致団結、当選祈願、必勝祈願、目標突、合格祈願、
学業成就、目標達成、学業増進、大願成就、安心立命、就職祈願、就職成就、良縁祈願、
良縁成就、安産祈願、健康出産、子孫繁栄、子授成就、夫婦円満、生長安全、健全成長、
安穏無事、安全安心、病気平癒、傷病平癒、闘病平癒、厄除祈願、無病息災ローマ字・漢字名入れ息災延命、
ぼけ封じ、芸道上達、生涯現役、芸道一途、寺門繁栄、門跡繁栄、海上安全、大漁満足、
諸災消除   
上写真:社名入りだるま 
下写真:ローマ字・漢字名入れだるま

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